次にやって来たのはビニャーレスという森の中の小さな田舎街。
まるでジュラシックパークの世界に入り込んだかのような景色。
キューバはとっても小さな国。
自然豊かな西の町ビニャーレスへは首都ハバナからタクシーで3時間程度。
バスもタクシーも対して変わらないので、割り勘してタクシーに乗る方が断然ラク(°∀°)
お洒落なクラシックカーの乗り心地は悪いのかなと思いきや意外にも凄く快適、
窓枠に肘なんか乗っけちゃった日にゃ、『俺、風を感じてるなう』の絵が出来上がる。
口ずさむ曲は当然スピッツのチェリーでしょう!(※ウクレレで弾きまくっている為頭から離れない。)
モロッコからルートが被ってずーーーーっと一緒に瘧師ファミリーと行動してます。
もはや長男ってことで通そうかな(・∀・)
ビニャーレス到着早々スコールにやられ、ただの水溜まりがアマゾン川に変わってしまった。
ひろパパと二人でどしゃぶりの中、おっきい荷物を頭に乗っけるというインド人スタイルで横断。
子供達もいるので全部で三往復した。(最後はあおい君を肩車)
普段は自分1人の身軽な旅なので、家族旅行をするとこんなに機動力が落ちるのかとかなり参考なった(笑)。
将来の参考にしよう。うん(`・ω・´)
肩車なんて大人になって初めてしたかも。無邪気な3歳児を相手になんとなくこそばゆい気持ちに( ̄ー ̄;
やっとのことでアマゾン川3往復、馬糞まみれの旅を終え宿につく。すると…
宿のお母さん『今日は1部屋しか空いてないわ』
俺『‥……‥……。』ずーん
‥……とゆーわけで
このツインの部屋をご家族とシェア。
‥……もう長男てことでいいですか?
しかも
家族全員が左側のベッド一つ。
ワタシ、のびのび一人で右側のベッド一つ。
なんかすいません。
キューバではカサと呼ばれる一般の民家に泊めてもらうスタイルが主流。
まるで田舎のおばあちゃん家にでも帰ってきたかのような、素朴で温かい空気。
朝と夜に毎回ホストが手料理を振る舞ってくれる。
こーんなでっかいロブスターも追加料金無し。
全て込みで15クック(=15ドル)
二人で泊まれば更に半額。
翌日は皆でサイクリング。
田舎街特有ののんびりした町並みを眺め、街の外へと向かう。
このクソ暑い中、子供抱き抱えながら坂道を登るって、ほんとにカオスだと思う。
見渡す限り、山!平原!緑!緑!
可愛いフルーツ屋さんや、
人々の素朴な生活も垣間見れる。
エジプトやモロッコと違ってどこでもすぐにお酒が飲めるのもありがたい。
大草原の中で飲むビールやモヒートは格別だ。全っ然混ざってなくても雰囲気の力でカバー出来る!
そしてここでの最大の目玉は馬に乗って散歩すること。
日本でありがちな、ただガイドが引いた馬に乗ってその辺歩くだけとはレベルが違う!
自由に動かせる!
右に行くにも左に行くにも自分次第!
ムチ代わりに木の枝を使って馬のお尻を叩くと走り出す!
た、楽しい!(゚∀゚*)
付き添いのおっちゃんの教え方はシンプルそのもの。
おっちゃん『右に引っ張ると右。左に引っ張ると左だ!』
‥……ほうほう。……で?
終わりである。
右も左も緑の絨毯!
うん!良いショット♪
途中で葉巻作りの農家で葉巻の作り方を教わり、
そのままタダでフレッシュな葉巻をもらう!
乗馬しながら葉巻って……こんな贅沢がありますかっ!(゚∀゚*)
↑思いっきり気取っております。
調子に乗っていると目の前に枝木が迫っていた。
馬に咄嗟に避けろとロープを引っ張ってももう遅い!
このままでは馬から落ちて、地面の沼にダイブする!!と判断(タイミングが悪いことに下はちょうど沼地帯だった)
目の前の枝に激突!馬から落ちそうになる。
一瞬の判断でその枝に全身でしがみつき、枝にぶら下がった状態で空中停止した。
全身泥だらけの被害は食い止めたが、結局着地で泥沼にハマり
足がおぞましい結果に。
でも笑顔(´∀`)
ま、電子機器が無事で良かったよ( ̄▽ ̄;)
馬ってホント頭が良い。
こっちの意を理解してくれるし、何か語りかければなんだか伝わるような不思議な気持ちにさせてくれる。
逆に馬の気持ちを理解したいとも思った。
そんな気持ちが芽生えてきたので、まずは良く観察してみることにした。
……‥……。
あ。
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《キューバぷち情報》
キューバの主な国内移動手段は3つ。
1、外国人専用バス(キューバ人は乗れない。高い)
2、乗り合いタクシー(コレクティーボという)
3、カミオン(乗り合いトラック。激安。現地人ばっかり)
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