111話 恐るべしシャウエン


ふぅ。


『ブログを書くって難しい。』




馬車馬の如く、一気に書き上げられちゃう時もあれば


街を散歩するみたいに、のんびり進んだり立ち止まったり、時には引き返すこともある。








実際に街を散歩してると浮かんでくる気持ちとか言葉とかたくさんあるのに、


後でブログに書こうとするときは、大抵なんか違うな~って思う。


その瞬間を切り取るって本当に難しい。






こんなファンタジー感溢れる街を歩くときもそう。





迷路のように入り組んだ道を歩きながら


頭の中でも、それこそまるで迷路のようにぐるぐる色んなことを考える。




綺麗だなー
おとぎ話の世界みたいだなー
なんで青くしてるんだろー
お腹すいたなー
パスタと野菜買って帰ろー
エジプトで会った皆元気にしてるかなー
あのダハブでのことからもう1ヶ月かー
てゆーか日本出てからもう7ヶ月か~
俺今何やってるんだろー
帰ったらまた普通に働くのかなー
あ!シャンプー買わなきゃ


と、まぁこんな感じでまるで迷路のように複雑な考えを…………ん?(・∀・)








全然大したこと考えてなかったーー!(((゜д゜;)))どこが迷路だ!(`Д´)


一本道だわ!(`Д´)
シャンプーとかどうでも良いわ!







ま、ワタシは所詮感覚派。

難しく考えることが苦手なのです。








こんな感じで宿のテラスでそよ風に吹かれながら、この青い街の中に自分が存在してるのを感じるだけで、満足です。




やってきたのは青の街シャウエンの『SOUIKA』という宿。


屋内の壁もすべて


普通のドミトリーは70ディルハム(870円)くらいするんだけど


この宿はなんと!屋上に40ディルハム(500円)の格安ドミがある!




屋上と言ってもちゃんと雨露は凌げるし、カーテンで仕切られる。


何よりモロッコらしい刺繍デザインの可愛いベッド♪


キッチンもトイレも清潔なので言うことなし。









そういえば、なんでこんなに青いのかって疑問だけど、


モロッコ人が住む前はここはユダヤ人の土地だったんだけど、



ユダヤ人にとって神聖な色が青。



誇り高きユダヤ人が、ここは我々の土地だ!って表したかったのかもね。


ユダヤ人達がイスラエルに移り住んだ後も、


壁を青く塗る伝統は受け継がれてきたらしい。














なんかねー♪海の中にいるみたいだよね(´∀`)



どこに行っても猫が日向ぼっこ……いや日陰ぼっこ?してるし。


これだからイスラム教の国は好き(´▽`)


猫を大切にする文化。








街の屋根はぶどう?で彩られてる。


あと身長が15㎝あれば届くのに……(`・ω・´)(←高望み)



街自体は可愛いくらいに小さいけど、結構お洒落なレストランが多い。



ディズニー的に言うとアラジンの世界ですな。



一際高い場所にあるレストラン『カサ アラジン』

うむ。良いね。絶景である。


後ろの山もいい感じだね。

山に緑がある所がエジプトとの違いかな。

向こうは岩山しか無かったからね。





モロッコ名物、甘ーくてスッキリ!ミントティー


冷めるまで10分は待つ。






さて、そろそろ宿に帰って休むかな。



スタスタ歩いていると



兄ちゃん「コンニチワー♪オ兄サン!ハシシ安イヨー♪」



ゆ「……いや。いらない( ̄ー ̄;)」



これ、街のどこを歩いてても言われる。





ハシシ=大麻





兄ちゃん「ソンナ事言ワナイデ、オモテナシダヨ、オ、モ、テ、ナ、シ♪」 (←ジェスチャー付き)


誰に習った!それ( ゚ ▽ ゚ ;)




滝川さんには申し訳ないけど、いらないので無視して帰りました。






宿に帰ると、


同じ宿の欧米人達がみーんな脱け殻の様な表情で、全員ハシシを吸っておりましたとさ。




(  ゚ ▽ ゚ ;)……恐るべしシャウエン。







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《モロッコぷち情報》
シャウエンは大麻の代表的な産地。
誰でも買える。誰でも吸える。

ゆっちの世界2周 ゆる~りウクレレ旅

元高級ホテルマンが行く”初めての海外一人旅でいきなり世界2周”。 旅中に手に入れたウクレレと共に行く失敗だらけのゆる~りウクレレ旅です。


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