2か月前にタイの美容院で髪を切ってもらって以来、1度も美容院へ行っておりません。
普段ならとっくの昔にモッサリボーボーしてくる所を
この神の右手とスキバサミ1本でずっと凌いでおります!(`・ω・´)
セルフカットというヤツです。
アジアにいるときに、
さぞかし山奥で長いこと修行を積まれたんでしょうねーっていうどこぞのロン毛の仙人様や
おぬし、なにやつ?って感じの田舎風チョンマゲ侍をちょいちょい見かけたんですが
ちと拙者の場合は嫌だなと感じ、これまで短髪を貫いて参りました。
セルフカット……こいつがまた繊細な作業でして、やりにくいことこの上なし。
右手でスキバサミを持ち、左手はそえるだけ(`・ω・´)キリッ
誰かうしろで鏡を持ってて!…という後方確認が出来ない状態でやるわけです。
道路だったら完全に事故ですよ。恐ろしい…(°д°;)
とりあえず、取り返しのつかない状態になる前にヨーロッパへ到達して美容院に行くつもりです。
ま、すでに髪の毛バッラバラですがね。
さて、そろそろグルジアを出ていこうと思います。(…ということを2時間前に決めました)
街のはずれの高台から見えるトビリシの夜景。
夜風にふかれながらぼんやりしてみる。
なんだかんだ2週間以上滞在しちゃいましたよ( ̄▽ ̄;)
ほぼ自炊!
ほぼパスタ!(笑)
たまにフライパンでご飯を炊く!
調味料は塩と胡椒と醤油とマヨネーズ!
もともと、お腹に入ればなんでもオッケータイプなのでこんなもんです(´∀`)
あぁ、日本食たべたひ…(_ _。)
たまに宴会(°∀°)
色んな国籍の人がこの宿には集まりますが、多かったのは周辺国のロシア人やウクライナ人、アゼルバイジャン人でした。
このグルジアを含め、この辺の国の人達はそれぞれ母国語を持っていますが、
みんなで話すときはロシア語で話します。
ワタシは当然喋れません!(えっへん!)、
それなのに無理やり会話に入ってやろうと企み、
モスクワー♪とか、ゴルバチョフ~っ♪(°∀°)とか、ボルシチ~!ウォッカ!!!バ・ラ・ラ・イ・カ~♪!!!!(°∀°)b
ってな感じでロシアのフル知識をただ叫んでるだけでしたが(←※もちろん何一つ会話にはならない)
途中から英語に変えてくれました(それでも必死)
面白かったのは国によって人柄が違うこと。
アゼルバイジャン人はどんな時でもマイペースで、変なタイミングで良く分からない歌を歌い出します( ̄▽ ̄;)
ロシア人は結構控えめ、でもその代わり色んな事に興味があるみたいで質問してくることが多かったです。
ウクライナ人は楽しけりゃおっけー的な楽しい人達が多かったです。あとホモですか?ってくらい男同士での距離が近い…
そ、
そんなに寄らないで欲しいな( ̄▽ ̄;)
ほんとにありえないくらい近い…(笑)
実に面白い。
ワタシの料理の腕も格段に上がり、豚角煮パスタなんてものを作れるようになってしまいましたよ(´∀`)
みたかーー!俺の本気っ!
もう1回作れと言われたら絶対ムリ!
色んな出会いがありました。
そういえば入国して最初はずいぶん冷たい人達だなと思ったのに
今ではとっても大好きになったグルジアの人々。
もうちょっとグルジア語覚えたかったなぁ(´・ω・`)
さて!向かうはお隣アルメニアです。
久しぶりの寝台列車で国境越えー♪(※撮影は昼間)
わほーい!ボロい列車だー(≧▽≦)テンション上がるー
このオンボロさ、インドを思い出すぜっ!
さーて、車内はどうかな?
お♪結構綺麗じゃないの
いいねいいね。あ、毛布も貸してくれるんだ。
3等車 40ラリ(2000円)
グルジアの首都トビリシ~アルメニアの首都エレバン
所要時間 約11時間
もはや11時間程度の移動なんて、あ、なんだ近いじゃん(°∀°)b♪という感覚になっております。
すでに外は真っ暗だから景色見れないのが残念だけど、結構疲れてるので寝まーす。
ガタン、ゴトン
ガタン、ゴトン
車掌「おぃ、起きろー」
( ̄ー ̄)……むぅ。
もう国境着いたのかな?
でも起こされてるの俺だけっぽいんだけどな。
みんなまだ寝てるし…
車掌「ぺらぺらぺら~」
ん?なんて言ったの?
車掌「ぺらぺらぺらVISA、ぺらぺらぺら~」
む?(`・ω・´)ビザってゆったね今?
もしかしてVISA無いやつは降りて手続きしろってこと?
そーゆーことならやぶさかではない。
列車からホームに降りると辺りは真っ暗。
民家1つありゃしないところで停まったのね。
車掌「ぺらぺらぺら~」
……あぁ、あっちでVISA申請してこいってことね。オッケーオッケー。
オフィスに入るとすでに5、6人が待機していた。
必殺「様子見の術」を使ってみた結果
みんな申請用紙とパスポートを預けてたので、それに習うことに。
チクタク
チクタク
まだかなー
てゆーか、この間に列車が発車しちゃうなんてことはない……よね。さすがに。
でも、あれだわ。バックパック車内に置きっぱなしだわ(´Д`)
……ま、いいか( ̄ー ̄)
そしてようやく、
係のおっちゃん「つぎー、入ってきて!ぇーと、名前が…ユシケ?ケトー?」
「はいっ!(恐らく)ワタシです!(`・ω・´)」
係員「アルメニアに何しに行くの?」
ゆ「もちろん観光ですっ!」
係員「VISA代10ドルね」
ゆ「はーい。」
係員「アリガト」 ←日本語
ゆ「おー♪日本語うまいうまい(´∀`)パーフェクトですぜ旦那」 ←必殺「国境では係員と仲良くしておくの術」、発動
係員「はは♪これしか日本語知らないけどね。」
ゆ「ちなみにアルメニア語でありがとうってなんてゆーの?」
係員「シノルハカルテムだよ」
ゆ「シノルハカルテムね。」
係員「違う違う。シノルハカルテム」
シ、、
「シーノールーハッカルツォム?」 ←発音が難しい。
係員「うーん。ま、そんなとこだ。よし行って良いよ」
はーい♪
列車に戻ります。
一般のVISA要らない人達は、係員が車内を回るので、入国審査も車内で出来るらしい。
楽チンで良いな。
よし、ついでだからワタシとは縁の無い1等車を覗いてみよー(°∀°)
うぉっ!?個室か!!
すげー。こっちは毛布の質も違うー!
暖かそー( °д°)
1等車の廊下。
あー、なんかテレビでも見たことあるよねこーゆー雰囲気。
殺人事件とか起きちゃうヤツでしょ。時刻表を使ったトリックかなんかで。 (←偏見)
そんなことを思っていると日本語で誰かに声をかけられた。
「あ、君日本人?」
ゆ「そーです」
見ると日本人のおじいさんと、外国人のおばあさんの夫婦が1等車の個室から手を振っていた。
彼らとの出会いが、この旅の行方を大きく変えることになることを、この時のワタシはまだ知らない。
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トビリシにある動物園(入場料100円)はかなり広く、日本にはいない種類も多く、動物との距離が近い。
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