75話 お待たせしました!




グルジアに入国し、深夜バスで夜道をひた走ります。


時刻は夜中の3時。眠れません。


毎回思うことですけど、国境を超えた時のワクワク感が堪らないですね(°∀°)


街並みやら、文化やら、人々の様子がガラッと変わる瞬間でもあるし


この先にどんなことが待ってるんだろうかと言う期待と不安が沸々と湧いてくる瞬間でもあります。


旅自体にはかなり慣れてきた感はありますが(↑そーゆー時期が一番あぶない)


その国に初めて入るときは初めてランドセル背負う時みたいに、毎回新鮮な気持ちになれます。




と言うわけで、第9ヶ国目はグルジアです。


※つい最近、ロシア表記の『グルジア』から英語表記の『ジョージア』に変わりました。


でもグルジアの方が個人的に言いやすいのでこっちで統一しますね♪






北はロシア、
南はアルメニアやトルコ
東はアゼルバイジャン


色んな国と隣接しており、古くから民族や文化が入り交じるこの国は


ローマ帝国や、ペルシャ帝国、オスマン帝国など、


毎回、時代ごとに色んな勢力に支配され続けてきました。


つい最近もロシアとの紛争があって、国境の情勢は不安定。


ソ連から独立し、国として始まったのはほんの25年前のこと。


そんな複雑な歴史を持つグルジア。



実際はどんな国なのでしょう(°∀°)


と言うわけで、グルジア編スタートです♪






首都トビリシにやってきました。



着いた瞬間に思ったのは寒いっっっ!っていうこと。


トビリシって、グルジア語で『温かい』って意味らしいけど、完全に名前負けしてるよっ(´□`。)


はい。アリババズボンで出歩くワタシが悪いです。


とりあえず宿探しに向かいます。



どんな国かと思ったら、めっちゃオシャレ!


人々はお洒落なコートを羽織ってて、
イヤホンで音楽聞きながら歩いてる人もいる。


なにより美女が多い←ここ大事




中心部だからでしょうが、駅前は新しく綺麗な建物で溢れとても近代的なイメージでした。



少しだけ駅から離れると、絶対これ築100年以上経ってるでしょっていう情緒ある建物の景色が見えてきました。


なんだか雰囲気があって好きだなこの辺。









さらに進むともーーっと雰囲気ある街並みが出現。

これがあれなのか?中世ヨーロッパ的な雰囲気なのか?(`・ω・´) ←そもそも中世ヨーロッパがどんなんか分からない


なんにせよ、都会よりこーゆー所のが断然好きっ!(°∀°)


宿はこの辺で探そうと決めた。


たどり着いた宿はそんな感じの古い建物の中のひとつ。


どうやら普通のマイホームをちょびっとだけ改造して安宿にするのがグルジア流らしい。


中は完全にアットホームな他人の家。


古いけど広いし高い天井のおかげで解放感がある。


おじゃましまーす(´∀`;)


ドミトリーの部屋に入ってみると


裸の若いカップルが狭いベッドで寝息をたてていた。





(・∀・)んー。



一応確認するけど、ここドミトリーですよね?



入りますよ?入っていいんですよね?



失礼しまーす…… ←何故かこっちが気を遣う。



荷物を置いて、ベッドに腰かける。


もう一度、カップルをチラ見してみる。


(´・ω・`)……うん。裸だな。間違いなく。裸だ。どう見ても。


女の人に関してはね、ほんと、もう、なんてゆーか、ありがとうございますって感じなんですけど


まぁ、あれだよね。
このドミ、他に宿泊客いないみたいだから人目を気にせずよろしくやれたんだろうね。


ごめんね。お邪魔しちゃって。


今晩からは遠慮してもらえると嬉しいな。いや、ある意味興味あるから一晩くらいなら付き合うよ。(寝たふり的な意味で)








とりあえずロビーに移動し、ネットを繋いでのんびりしていると


一人のアジア人男性が起きてきた。

ヒゲボーボー。

髪ボサボサ。

そして服は侍ジャパンのユニフォーム

うん。ぜってー日本人だわ。
持ってるパソコンもTOSHIBAだし。




ゆ「あ、おはようございます(*^▽^*)」
男「あ、どうも。」
ゆ「あ、僕ついさっきここに来ました!加藤です。」
男「あ、どうも。」


………………



………………




あ、名乗らないタイプですね(´∀`)

良いんです良いんです。寝起きですからね。



お互いしばらく無言でネットタイム。


先に一段落ついて、沈黙が気まずかったのでもう一度話しかけてみる。


ゆ「もしかして世界一周されてる方ですか?(*^^*)」

男「……それ流行ってんすか?日本人来る度にそれ聞かれたりするんすけど、みんなそーゆー感じなんすか?」




あ、名乗らないだけでなくちょっと感じ悪いタイプでしたかぁ(´∀`)


ゆ「さぁ、他の人の事までは分かりませんけどねぇ、うふふふふー♪」


と軽く笑顔で流してその場をあとにしました。


とりあえず近くを散策してみます。




ロープウェイがあったので乗ってみることに。


寒いけど、良い天気♪



高台の上には教会もありました。







そういえば第9ヶ国目にしてようやくキリスト教の国に来ましたね。

豚が食える( ̄▽+ ̄*)

トルコやイランはイスラムでしたからね。


丘の上にひっそりと立つ十字架。
なんかドラクエ7のメモリアリーフでこの景色見た気がする。




地元の人達も結構訪れてるみたい。


とりあえず話し掛けてみようと声をかけてみる。


ゆ「はろー♪(*^^*)」
おばあちゃん→ ちらっ。スタスタスタ…





(・∀・)




チラ見されて無視された(・∀・)





気をとりなおして今度はおじさんに話し掛けてみる。



ゆ「はろー♪(*^^*)」
おじさん→ ちらっ。スタスタスタ…




…………




(・∀・)なにゆえ?




見えてないのかな?
いや、そんなはずは……
もしかしてアジア人嫌いなのか?



とりあえず道行く人に声を掛けまくってみる(`・ω・´)




10分後





んな馬鹿な……(°д°;)



誰も相手にしてくれないっ!!


せめて一言くらい返してくれても良いじゃないかっ!!


こ、こ、に、い、る、よーーー!(iДi)


インドでは無敵のスターだったこのワタシが(((゜д゜;)))


ブームは去ったと言うこと?


ただの1発屋だったということ?(真っ先にダンディ坂野が浮かんだ)




とりあえず、タバコでも吹かすか…ぷるぷる(動揺)








ハマム(公衆浴場)があったので入ってみる。

なんとここには夢にまでみた湯船がありました(°∀°)

硫黄の匂いがするし、湯加減もばっちり!
水着じゃなくて真っ裸。

まさに完全な温泉。


日本を飛び出て早4ヶ月。
ついに湯船に浸かる日がきました。


足を伸ばして肩まで浸かる。


うぇ~ぃ(=◇=)

あったまるーー
なんて贅沢なんだ
癒し効果半端ない!


湯船に浸かりながらグルジア人の若い男性のたくましいぼでーをガン見。(特に下半身)


おぉっ。すげーー(°∀°)  ←喜ぶ

サウナまでついて1人3ラリ(150円)でした。


どうでもいいけどトルコが『リラ』で、グルジアが『ラリ』…………紛らわしいな。




ロッカールームでワタシの裸をガン見してくる地元のおっさんたち。


見るのは好きだが(それもどうかと思うが)見られるのは恥ずかしい。






宿に戻ると宴会がスタートしていました。

これみんなグルジア人。

グルジア人はお酒が大好き。昼間から酔っぱらってる人もいる。

毎晩こーやってロビーで飲み会をしてるらしい。

宿泊客ではなくて、オーナーの友達とか彼女が毎日遊びに来るとのこと。


さすが個人宅ゲストハウス。


次々と空いていくボトル。

そのほとんどがウォッカです。

みんなに混ざってウォッカのショットで何回も乾杯。


5分おきくらいに絶対乾杯するけど、


アジア代表としては負けられない戦いがそこにあるのでついていく。



お酒はついていけるけど、会話はついていけない。

みんなグルジア語だし、たまに英語混ざるけど聞きとれない。


だんだん空気になってきたので寝ることにひまーす(・∀・)




……これ毎日続くんだよね。

宿、変えようかな(・ω・)

あ、そこのカップル。
ワタシ爆睡する予定だからなんならお構い無く

おやすみなさい。











はいっ!
皆さまおひさしぶりでございます(´∀`)

ほんと、もうね、お待たせしました!

今まで少なくとも3日に1度は更新してたのに、今回は2週間ぶりですね。


すいません!ご心配をおかけしました!


理由は大したことでは無いんですが、まぁしいていうなら一身上の都合ってことで濁しておきます(´∀`;)


ワタシはすこぶる元気です!


これからまた今までどおり、ブログをアップしていきますので


これからもお付き合い下されば幸いです(*^^*)






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《グルジアぷち情報》


グルジアの国旗はとても可愛い。
勇敢で清潔なキリスト教国という意味。

ゆっちの世界2周 ゆる~りウクレレ旅

元高級ホテルマンが行く”初めての海外一人旅でいきなり世界2周”。 旅中に手に入れたウクレレと共に行く失敗だらけのゆる~りウクレレ旅です。


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