89話 リトルサムシング




ワタシは今、イタリアのナポリに来ております。








イタリアの南部最大の都市ナポリは今日も清々しい朝を迎えております(・∀・)


ナポリに着いたとき、候補にしていたホテルをことごとく断られ


安宿街をさまよい歩き、6件目でようやく今の宿を見付けました。


安さだけがウリのボロホテルなのですが、中々快適。


wifeも速いし


オーナーのおじいちゃんも優しい。


シングルで20ユーロなんて、ここでは奇跡みたいなもんです。


そしてなんといっても最大の魅力は、部屋からハウスキーパーのおばちゃんのご機嫌な歌声を無料で聴けることです。


これがイタリア人の気質なのでしょうか?


いつでもどこでもオペラ並に盛大で、それもまさにイタリアらしい歌を惜し気もなく歌ってくれるのです。


陽気なイタリアらしいですね♪





そんなわけで本日もいつも通り、少々情熱的な目覚ましソングで朝を迎え、

小さなバルコニーから道行く人々をぼんやり眺めます。


イタリア人は割とズカズカ部屋に入ってくるのもご愛嬌。


ノックをしてくれるだけ有り難いです。

おばちゃんとの会話はほとんどがスマホの翻訳アプリ頼みです。


イタリア語は挨拶程度しか出来ないので、


おばちゃんの、伝わらなくてもとりあえずペラペラ喋りまくるイタリア語が理解できない時はすぐにスマホを渡します。


どうやら宿泊代を頂戴と言っているらしい。


イタリアの安宿は最終日にまとめて払うのではなく、最初に一気に払うか、毎日こまめに払うのが主流です。





ナポリの街は治安が悪いことで有名です。


確かに夜はちょっと歩きたくない雰囲気がただよっているのですが


その理由の一つが




黒人が非常に多い。


しかもめっちゃたむろしてる。

別に彼らが悪さをしてるのを見たわけではありませんが、やはりちょっと怖いんですよね。

人種差別するつもりは無いんですが、彼らが集団でいると迫力があります。


明らかにアジア人のワタシ(ちんちくりん部門)とは身体の作りが違うんですよね。


力強い骨格。


黒光りする筋肉。


ギロっとした大きな瞳。


B系の服装



ビビります( ̄▽ ̄;)笑


話せばきっとイイ人達なんでしょうけどね♪


彼らはどう見てもアフリカ大陸から来たネイティブアフリカン。


まぁ、イタリアの海をちょっと南に渡ればすぐにアフリカですから当然と言えば当然でしょう。


きっと出稼ぎに来てたりするんでしょうね。



そしてイタリアの街にいる外国人は黒人だけではありません。


中国人も多いんです。


結構ビックリしたんですけど、街の小さな小売店は中国人が経営してることが多いです。



なんでこんなにいるの?ってくらい。


アフリカ人は路上でサングラスやアクセサリー、明らかにパチもんのブランド品を屋台で売り歩いているのに対して


中国人はしっかり土地を持ち、そこで暮らしながらスーパーや電器店を営んでおります。



割合でいうと


イタリア人6
黒人2
中国人2


ってところですかね。





ナポリは意外とそんなに綺麗でもありませ。


むしろ古い。


でもそれが良いです。


他のローマとかヴェネチアとかは観光都市だから綺麗だろうし


こーゆー庶民臭い街並みが大好きです♪








凝った装飾が施されている、いかにも歴史がありそうな建造物と

そのベランダで干される洗濯物とかの生活感。


なんか良いですね(〃∇〃)







旧市街は丸ごと世界遺産になっていますが、

夜は挟み撃ちにされそうでちょっと怖い( ̄▽ ̄;)笑

外灯も少ないしね。








お茶でも飲みましょう。

イタリアのカフェって感じです。

お客さんは皆カウンターに颯爽とやって来て、立ち話の1つもしたら

カッコ良くお金儲け払って去っていきます。

お釣りはあえて置いていくものらしい。



ほほぅ(`・ω・´)なるほど。

これがチップというやつか?


なんか!やはりチップの習慣が無いもんで、そーゆーのを見ると真似してみたくなりますね(´∀`)

とりあえず、カプチーノを頼んでみました。


周りの人達の例にならってカウンターで立って飲みます。


お水がびちゃーってなったのはワタシの所だけでしたが( ̄▽ ̄;)


美味しい!クリーミーさが良いですね♪



あんまり長居するような所では無いので、店を出ることに。








はて?お金はカウンターで払うのかな?(・∀・)


周りのヒトはカウンターにさりげなく置いて帰ったけど…(・ω・)



ワタシもそうしたいんだけどね、


値段わかんね( ゚ ▽ ゚ ;)




最初メニューの値段見ないで注文しちゃったし



しょうがないので会計してくれと頼むと



カウンターの反対側のレジに呼ばれ2.5ユーロだと言われました。



なので、、、( ̄▽+ ̄*)


3ユーロを置いて「釣りはいらねーぜ」的な笑みを浮かべて颯爽と去ってやりました(°∀°)


去り際の「チャオ♪」も忘れずにね( ̄▽+ ̄*)


俺ってばか、かっこいい!?(°∀°)


これが欧米スタイル?(°∀°)



やってやったぜ!! ひゃっほう♪(次元が低い)









でも、よくよく考えてみたら








うーん。



こーゆー店は別にチップいらねぇんじゃね?


チップ渡さない人も結構いるし。。。



どこからチップいるのかしら。







いや、そりゃ知ってますよ!


良いサービスしてもらえたら渡せば良いってことくらいはね。


なんてゆーの?暗黙のルールとかさ、基準ってゆーかさ。








……よし。


次からは、店員さんが笑顔で、料理がすげぇ美味しかったら渡すことにしよう(・∀・)








いやはや。

難しいよねチップって。

誰か教えてくれ!





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日本人が皆で重いものを持ち上げるときに使う言葉はイタリア語でおっぱいでした(笑)

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