※これまでのあらすじ。
世界一周の旅アジア編がちょうど3ヶ月で終わり、次は中東イラン編に突入です。
イランではネット規制があったためブログ更新ができず、前回のブログでようやくイランを出国できましたので、前回から駆け足でイラン編をお送りしております。
なので、イラン編に関してはやや長文で記事数少なめでお送りしていきます。
それでは本編スタートです(*^^*)
パンッ!!
大きな破裂音で目が覚め、時計を確認すると夜中の2時。
音の出所は意外とすぐ近くのようだ。しかもあちこちで聞こえてくる。
あのー、この音って………( ̄▽ ̄;)
銃声のような気がするんですけど( ゚ ▽ ゚ ;)
気のせいだよね。うん。そうに違いない。よし寝よう。お休みなさい。ぐーー

さて、朝になりました。今日も張り切ってイランの都市シーラーズの街を回って行きましょう(・∀・)
今日はまず、郊外にあるペルセポリスへ行きますよー(°∀°)
イランの人は8割くらい英語が話せないので、情報を集めるのに苦労します( ̄▽ ̄;)
街の看板とかもペルシャ文字ばっかりなんで読めないし。
旅の難易度がちょっと上がってきた感じがしますね(´∀`)
それでもなんとか必死の英語でホテルの人とかタクシーの運ちゃんに聞きまくった結果、
ペルセポリスの往復をするため、タクシーをチャーターする必要があるらしく
値段を聞くと人によってバラバラ
「色々全部回って往復5000円かな」
「短時間で良いなら3000円で行くよ!」
「よし来た!3500円で連れてってやろう」
なるほど、大体相場はそのくらい………
って高いわっ(。`Д´。)
別にチャーターしなくても良いし。
こうなったら必殺!ローカルバスを乗り継いで………え?バスだとその手前の街までしか行かない?よし、じゃあそっからは優良タクシー見つけてやらぁ!
と、旅人(中級レベル)の底力を発揮し、
ターミナルからミニバスに乗り込み最寄りの街、マルヴダシュトへ。
そこから流しの乗り合いタクシーを捕まえ、ペルセポリスまで。
結果、
300円で行けましたよ(°д°;)(68000リアル)
なーんだぁ♪よっゆっうっじゃーん(´∀`)
それにしても乗り合いタクシーって面白いですね。
行き先告げて後部座席に乗り込むと、色んな人が後から乗ったり降りたりして入れ替わりが激しいです。
最大お客さん4人まで乗れてギュウギュウになることも(^▽^;)でも日常の風景を垣間見れた気がして嬉しい♪
タクシーを降りてチケットカウンターへ。
チケットは150000リアル(650円)
来ましたー(≧▽≦)ペルセポリス!
『ペルセポリス』
イランを代表する観光地。ヨルダンのペトラ遺跡、シリアのパルミラ遺跡と並んで「中東の3P」と呼ばれている。ペルセポリスはギリシア語で「ペルシア人の都」という意味。
紀元前520年、アケメネス朝ダレイオス一世が建設に着手し、その息子が完成させた。あまりに広大な敷地は西はエジプト、東はインドまで勢力を振るった王朝の繁栄を表している。
やっぱり紀元前からある遺跡ってだけあって、重みがある(様な気がする)なぁ( ̄□ ̄)
ふむふむ。せっかく建てたのに200年で滅ぼされちゃったのかぁ
なになに?滅ぼしたのはアレクサンダー大王だと?ふむ(`・ω・´)
思わず思い出してしまった辺りがまだまだ抜けてないですねぇ( ̄▽ ̄;)身に付いているというべきか?
「民衆どもよ、我にひれ伏すが良い」 ←「ワタシは今、皇帝」の遊び
お馬さん、アジアではなかなか出会えなかったね!え?乗って良いの?いや、やめとくよ。どうせ有料でしょ?
ラクダ!!の、乗りたい!
ちょっと乗りたい!(゚∀゚*)有料だろうけど。
え?子供達を乗せて散歩中?あと40分後?
そうか、じゃあしょうがないねばいばい!
遺跡を堪能したあとは宿に帰って近場の街を散歩することに。
「よぉ、元気かーい?」的な感じで声を掛けてきたのは軍人?警備の人たち。
(※実際は何言ってるかさっぱり分からない)
ホントにこっちの人はフレンドリーだから、軍人さんで銃とか持ってても恐くないな(・∀・)
ん?
銃だとーー?(((゜д゜;)))
カラシニコフ(ロシア製)ですって!(゜□゜)
これは、バイオハザード大好きっ子から言わせてもらえれば、アサルトライフル的なヤツではないか?良くは知らんが。
これまたあっさり写真撮らせてもらえましたよ( ̄▽ ̄;)ふ、フレンドリー…
てゆーか、
昨夜の銃声みたいな音、オマエらじゃねぇだろな( ̄ー ̄;)
ちょっとその場にいるだけで軍人さんから住民からすーぐ集まってくるのでね、
写真撮影は早い者勝ちだよ? ←天狗
賑やかな通りを歩いていると露店を発見。
ひよこが染められとるー( ̄▽ ̄;)
ご主人、そりゃちょっとやりすぎ………
ちなみに………
ご主人!この子いくらなの?と聞くと、3000リアルという返事が返ってきた。
じゅ、13円だとぉ?(゜д゜;)
じゃ、じゃああっちにいる大人の鳩とか鶏は?
「30000リアル(130円)」
まぢかイラン。
何なんだこの物価の安さ。
食べ物買うときも思ったが、確実にインド以上ですよ( ゚ ▽ ゚ ;)
ペットボトルの水なんか21円ですからね。
うっ…ひよこに夢中になってる間にまた人が集まってきた。これがスターの宿命か、やれやれ(´∀`) ←嫌なスター
お腹が空いたなーと街をウロウロしていると
テレビでみたことあるやつー(〃∇〃)
丸焼きじゃないっすか!さっきの露店の後じゃ微妙だが。
ご冥福をお祈りすることにして、
肉のかたまりと、サラダと、食べきれないほどのチャパティーのセットで400円くらい。
はい!イランのビールです。
Malt(モルト)の文字がありますが、もちろんノンアルコールビールです(*^^*)
イランはイスラム教なのでお酒はダメですよー。
タバコはOKですがね。
何故かというとイスラム教の戒律が作られた後に煙草というものが生まれたので、セーフらしいです(・∀・)
そーゆーもんなのか?
だから、イランの人はものすっごい煙草を吸ってます。あとコーヒー。
お酒飲めない分まで煙草吸ってる気がします。
長距離バスに乗ってても何回煙草タイムで停まったか( ̄▽ ̄;)
楽しみが少ないのかもしれませんね。
女子とも絡めないし。
さて、お腹一杯になったので寝る前にロビーでネットを繋いで調べものをすることに。
ほんとなんだな、ネット規制って…
FacebookやYouTubeは全く繋がらなく、
他のサイトも事あるごとに規制画面に繋がってしまう。
まぁ、別に良いんだけどね( ̄▽ ̄)と思っていたら
ロビーのフロントにいたおじいちゃんが話し掛けて来ました。
仕事の合間に手が空いたらしい。英語が話せたのでなんとなく雑談タイムに。
じぃ「日本は津波はもう大丈夫なの?」
ゆ「うーん、まだまだかなぁ」
じぃ「色んな国が助けてくれただろう。ドイツやフランス、アメリカとか」
ゆ「うん。おじいちゃんはアメリカ好き?」
じぃ「好きさ。みんな好きだよ。でも政府というか、政治的には嫌ってるのさ」
ゆ「ふーん。そうなんだ。確かにアメリカのクレジットカードとか使えないもんね」
じぃ「まぁね。イランはアメリカよりもアラブや中国と国交が盛んなんだ。イランの車なんかほとんど中国製だよ」
ゆ「へぇ、型が古そうな車が多いなぁと思ってたけど、あれ中国製なんだ」
じぃ「そうそう。でも性能はあんまり良くないな。日本製のは凄く良いけど、国内にはほとんど入って来ないんだ。」
ゆ「日本の車は高いしねぇ」
じぃ「君は日本では何を?」
ゆ「レストランバーで働いてたよ」
じぃ「給料はいくらくらい貰えるの?」
ゆ「大体相場20万円かな」 ←お決まりの受け答え
じぃ「ほう。もし君がイランのレストランで働くなら3~4万円って所かな」
ゆ「おじいちゃんはこのホテルでいくら稼ぐの?」
じぃ「4万円だな。首都の方のホテルで働けば5万円はいくんだけどね。」
ゆ「そっかあ。ねぇねぇ!昨日の夜に外ですっごい大きな音したじゃない?あれって…銃声?」
じぃ「いや、あれは爆竹花火だよ。今は年末だからみんなそこらじゅうでお祭り騒ぎしてるのさ」
ゆ「え?今って年末なの?」
じぃ「イランは太陽暦だから、3月21日が元旦なんだよ」
そうなんだ。知らんかった(゜д゜)
だから露店が出て、ひよことか金魚売ってたり、お祭りっぽい雰囲気だったのか!
なーるーほーどーねー( ̄ー ̄)
ゆ「ありがと!おじいちゃん。そろそろ寝るね♪」
じぃ「あぁ。おやすみ」
銃声じゃなかったーー!( ̄□ ̄;)
ちょっと安心♪
でも、でもね!
街中で爆竹も充分危険だと思いますよ?
まぁ、謎が解けてスッキリした。
寝ます。
そして、おじいちゃんの言ってる英語をここまで理解できたことを誰か誉めてくれっ!(iДi)
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